概要

パスワード管理ソフトを、KeePass2 からKeePassX に乗り換えた。
データの乗り換えについては、ソフト間で直接エクスポート/インポートすることはできなかった。
その代わり、“KeePass2 to KeePassX Convertor” というツールを使ってファイルを変換しつつ移行してみた。
これでうまくデータ移行できたようだ。

詳細

環境

  • OS: Linux Mint 17.3 Rosa
  • JRE:openjdk-7-jre
  • 使ってたKeePass2 のVer.: 2.25
  • 入れたKeePassX のVer.: 0.43

動機

最近、パス管理用に使っているKeePass2 の具合が悪化してきていた。KeePass2 内で検索すると、OSごと数分間フリーズするという現象が多発。
原因は不明。KeePass2 自体はほとんどアップデートしていないのと、OSのアップデートマネージャにより他の関連パッケージがアップグレードされたからかなぁ・・。
KeePass2 のバージョンを、より新しいバージョン(2.29+dfsg-1)にアップデートしてみた。しかし、フリーズ現象が改善しないばかりか、文字化けが悪化。
Mint 公式リポジトリにはまだ載っていない最新バージョン(2.32+dfsg-1)も試そうとしたが、依存関係がらみでそもそもインストールできず。
また、KeePass2 はもともとイけてない現象が起きていた。突然IME入力ができなくなったり、日本語の一部が文字化けしたり。
そんな折、Mint 公式リポジトリのKeePass系ソフトのレビューを見てみたら、KeePass2 よりもKeePassX の方が今は人気っぽいことが判明。
これを機に、KeePassX に乗り換えてみたくなった。

手順

KeePassX のインストール

[ソフトウェアの管理]などから、”KeePassX” をインストールしておく。

KeePass2 のデータをエクスポート

KeePass2 の以下の箇所にて、データをKeePassXML (2.X) としてエクスポートする。
メニューバー —> [File] —> [Export]

Kazam_screenshot_00509.png

“KeePass2 to KeePassX Convertor” の取得

以下のサイト経由で、”KeePass2 to KeePassX Convertor” の”keepass2tokeepassx-1.5.tar.gz” をダウンロード。
https://github.com/dvorka/keepass2-to-keepassx
DLしたファイルを展開

ファイル変換

展開したフォルダー内の”bin”ディレクトリーに移動
以下のようなコマンドラインで、KeePass2データ用XMLファイルをKeePassX用に変換する。

./keepass2-to-keepassx.sh old-keepass2-database.xml new-keepassx-database.xml

KeePassX へのインポート

KeePassX を起動
以下の箇所にて、先に変換したデータをインポートする。
メニューバー —> [ファイル] —> [インポート] —> [KeePassX XML (*.xml)]

結果

データ移行は概ねうまくいったようだ。
起動時やロック解除時に使うマスターキーも問題なく移行され、機能している。
これも移行できたなんて、嬉しい意外(^^)

Kazam_screenshot_00507-724b3.png

さすがに、「エントリー」ごとに個別に設定していた任意のアイコン設定は移行できなかったようだが。
KeePassX は、KeePass2 時代に発生していた各種諸症状が発生せず、快適に使えている。
念のため、KeePass2 時代のDBファイルもしばらくはとっておこうっと。