まとめ
BitLocker してある Windows と Linux のデュアルブートのPCがある。この中の内蔵SSDで、Linux 側の空き容量をWindows に譲りたい。まず、消えてほしくないファイル等はバックアップを取った。そして、Linuxブート可能な外付けSSDからブートし、その中のGPartedで内蔵SSDのLinuxのパーティションの頭から容量を狭めた。その後、WindowsのBitLockerをいったん解除した後、Windows自身で再び起動してWindows自身のパーティションを拡張した。その後、再びBitLockerをかけた。
やりたいこと
Windows と Linux のデュアルブートのPCがある。
この中で、Windowsのパーティションの空き容量がほとんど無くなってしまった。一方、Linuxのパーティションの空き容量はけっこう残っている。
このため、Linux側からWindows側に空き容量を50GB程度、譲りたい。
環境
1台のPCに以下のOSがデュアルブートでインストールされている。
なお、GParted等で内蔵SSD内を見ると、Windows領域が左側の方、Linux領域が右側の方にある。
Windows 環境
- OS: Windows 11 Pro バージョン 25H2
- ファイルシステム:NTFS
- ドライブ暗号化:BitLocker
Linux 環境
- OS: Linux Mint 22.2 MATE 64-bit
- ファイルシステム:Ext4
Windows RE 領域
Windows 回復環境
- ファイルシステム:NTFS
- 容量:約1GB
今回使ったブートSSDに入っている Linux Mint
- OS: Linux Mint 22.3 MATE
- パーティション操作に使ったソフトウェア:GParted 1.5.0
やったこと
以下の流れで操作した。
まず、Windowsのパーティション、Linuxパーティション、それぞれの中にある、無くしたくないファイル等を全く別のメディアにバックアップしておく。
パーティション操作をすると、失敗してデータが消えることが多いため。
LinuxのブートSSDを用意しておく。
その中に入っている GParted で、外側から内蔵SSDを操作するために。
上記ブートSSDでPCをブート
ブートしたLinuxの中に入っているGPartedを起動
LinuxのExt4のパーティションを、先頭から約50GB縮める。
該当パーティションを右クリックし、[Resize/Move]を起こして、”Free space preceding (MiB):” に “50000” MiB を入力し、[Resize/Move]をクリックした。
- サイズ縮小中
- サイズ縮小後、真ん中に未使用領域ができた。
念のためここでいったん再起動し、内蔵SSD内のLinuxで再び起動できるかを確認する。
GPartedで、今度はWindows RE 領域を右(Linux領域寄り)に寄せる。
Window領域を拡張できるようにするためには、Windows領域から見て右側を空けておく必要があるため。
再起動をかけ、今度は内蔵SSD内のWindowsで起動。
BitLockerをいったん解除する。
BitLockerをしたままパーティション容量等を操作すると壊れる可能性が高そうなため。
必要に応じてPC再起動をかける。
[コンピューターの管理]—[ディスクの管理]にて、Windowsのパーティションに対して[ボリュームの拡張]を行う。
このとき、拡張可能な最大限まで拡張した。
- 拡張前
- 拡張後
Windowsのパーティションに対して再びBitLockerをかけた。
この時に生成された暗号化キー類は、大切に保管しておく。
結果
Linux側の50GBをWindows側に譲ることができた。
これにより、Windowsの動作速度も改善されたように感じる。やはり内蔵補助記憶装置に空き容量が少ないと、動作速度にけっこう影響するんだなあ。改めて実感。





