概要
生活費を少しでも安くするために、スマホをdocomo からDMM mobile に乗り換えた。
この結果、これまでdocomo で使っていた機種のままで、SIMカードを交換することになった。
SIMカードの種類は、SMS付きのデータ通信用SIMを選んだ。これは通話用SIMではないので、通話用の電話番号は無い。その代わり、050番号を申し込み、IP通話アプリで通話するようにした。
当然、docomo のメールアドレスは失った。その代わり、これまでも持っていたgmail をメインアドレスとして使うことにした。
年間のスマホ費がこれでかなり浮く見込み。
詳細
DMM mobile を選んだ決め手
色々検討した結果、以下が決定打となった。
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- docomo の回線を使っているので、基本的にdocomo のスマホをそのまま使うことができる。
ただし、要・事前確認:
【DMM mobile 動作確認端末一覧】http://mvno.dmm.com/doc/terminallist.htm
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- 比較サイトや診断サイトで調べたら、私の場合、一番安い結果になった。
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- 低速(200kbps)通信時にバースト機能が働く。
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- DMMは他のサービスで既に馴染みがある。
乗り換え計画
事前に、以下のような乗り換え概略を想定した。
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- 乗り換え時期:なるはや。私の場合、違約金が無くなる時期を待つよりもすぐに乗り換えた方が得することがわかったので。
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- スマホ機種:これまで使っていた機種(GALAXY Note 3 SC-01F)をそのまま使う。
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- SIMカードの種類:SMS付きのデータ通信専用SIM。手持ちのスマホの場合、SMS付きじゃないと、通話用ドメインを探し続けて電池を無駄に消耗してしまうという現象が出てしまったため。
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- プラン:データ通信のみで1GB。通常の通話は無し。SMSはあり。
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- 電話番号:新規に050番号を取得する。MNPは使わない。
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- メールアドレス:gmail をメインで使うようにする。
乗り換えの一連の流れ
事前準備
違約金払わなくていい期間を確認&お金の計算
計算&比較した結果、違約金が無くなる時期を待たずになるはやで乗り換えたほうが得するという結論に達した。
切り替え月の日割り計算の確認
解約側のdocomo、契約側のDMM mobile、それぞれを確認。
プランの内訳料金の中で日割りとそうでない部分を確認した上で、乗り換え日程を決めた。
本体補修
スマホ本体の気になる部分や劣化したバッテリーなどがあれば、ドコモのポイントなどを有効活用しつつ、解約前に修理・交換しておくとよいかも。
DMM Mobile 側のこと
DMMアカウント作成
これは既に作成済みだった。DMM.com などと共通のアカウントなので便利。
DMM mobile 契約
自分の使用状況などを顧みて、最終的に、データ通信はシングルの1GB/月、通常の通話はなし、SMS付きのプランにした。
IP(050)電話
IP電話の契約
SMARTalk を申し込んだ。
【理由】
月額がない。使った分だけ払えば良い。
最近は以前よりも品質が良くなっている、という情報を得た。
IP電話 設定
SMARTalk用アプリのインストール
各種設定
スマホ設定
DMM mobile のSIMカード
SIMカード到着したら、既存のドコモUIMカードと入れ替え。
同封の説明書きに従い、設定。
DMM mobile アプリ
DMM mobile アプリのインストール
各種設定
緊急系の対策
「緊急通報ナビ」アプリのインストール
近くの消防署の電話番号を電話帳に登録
【理由】
050番号からだと緊急系の3桁番号にかけられないので。
【参考にしたページ】
http://sumaho-sim.com/14kinkyu.html
新メールアプリ
gmail をメインで使うために、”INBOX”アプリを使いたい。これがインストールされていることを改めて確認し、再設定した。
スマフォ探索訓練
スマホをなくした時のため、改めて実施(予定)。アプリ使う。
ドコモのクラウド系データをエクスポート(解約直前に実施)
ドコモを解約してしまう前に、ドコモのクラウド系サービスに保存していたデータはエクスポートなどしておく。
dアカウントを取得
他のメーラーでIMAPとしてつないでメールをダウンロードする前提条件として必要
【dアカウントとIMAPメールに関するページ】
https://www.nttdocomo.co.jp/service/docomo_mail/other/
docomo メールの保存
Thunderbird でIMAPとして設定し、メールを取得。Thunderbird のローカルフォルダーなどに保存した。
【dアカウントとIMAPメールの関するページ】
https://www.nttdocomo.co.jp/service/docomo_mail/other/
電話帳
電話帳アプリでエクスポートし、保存しておいた。
旧契約の解約など
解約前にドコモポイントを使い切る。
ドコモポイントはdポイントと違って、解約後には継続して持っておくことができない。
docomo の解約
ドコモショップで。旧SIMカードを持っていく。
旧電話番号に電話がかかってきたときに、新電話番号を3ヶ月間アナウンスしてくれる無料サービスも申請しといた。
dアカウント継続手続き
【参考にしたページ】
http://id.smt.docomo.ne.jp/src/utility/pc/renew.html
メアドと電話番号 変更通知
知人などに、新メアドと電話番号を通知。
一斉通知ツールとしては、Thunderbird のアドオン”Mail Merge” を使った。これによって、送りたい相手を一人だけTo に入れたお知らせメールを大量生産できる。
クラウドのドコモ電話帳にも、メアド変更一斉通知機能はあった。しかしこれだとメール本文を変えられないなど、融通がきかなかったので、使わなかった。
メアドと電話番号 登録変更
商用サービスや各種システムなど、自分の旧メアドや旧電話番号を登録しているところに対して、新メアド/番号を再登録/通知。など。
docomo 系アナログ書類の破棄
不要になったら棄てる。
docomo 系デジタルデータの破棄
ドコモ系アプリの中から、明らかに不要となるであろうアプリをアンインストール。
アンインストールできない場合には、無効化した。それさえもできなければ放置。
消したアプリの代替物をインストール
「アバスト モバイル セキュリティ」をインストールした。
これまで使っていた「ドコモ あんしんスキャン」をアンインストールしたので。
月額の偏移
これまで月約7,000円だったのが、約700円になった(^^) IP電話をほとんど使わなければこの値段。
今後の運用
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- 普段の屋外でのデータ通信は、基本的に低速通信(200kbps)で使う。
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- カーナビとして使う時だけ、高速通信に切り替える。
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- 室内では無線LANに切り替え。
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- 通話は、LINEなどの無料通話アプリを極力使うことにする。電話番号での発着信が必要なときだけ050を使う。
反省点
はじめからSMS付きのSIMカードを申しこめばよかった。
実は、はじめはSMS無し&通話無しのデータ通信用SIMを契約した。すると、スマホ画面上にあったLTE電波強度のアイコンが表示されなくなってしまった(アンテナピクト問題)上に、普段からめちゃくちゃ電池を食うようになってしまった。
どうやら、通話もSMSも契約していない状態だと、機種によってはCSドメインを探し続けてしまい、それがセルスタンバイとして電池を食いまくってしまうらしい。SMSを契約せずにこれを改善するには、root 化などのリスクを伴うやり方しか見当たらなかった。それはやりたくない。
このために、後からSMS付きのSIMカードに変更した。変更には手数料がかかってしまった。
【参考にしたページ】
★MVNO-NAVI★