概要
Linux 上でLINE をやるにはどうするのが一番よいか考えてみた。
その結果、Chrome用のLINEを使うか、Pidgin にpurple-line を入れるのが良さそう。
詳細
動機
LINEは今やよく使う。
スマホだけではなく、PCでもLINEを使いたい。PCの方がキーボードがあり、はるかに入力しやすいので。
しかし私のPCはLinux である。
Linux 用のLINE は今のところ無い。
でもLinux でLINE を使う方法はいくつかある。
どの方法が一番よいかを考えてみた。
環境
OS:Linux Mint 18 “Sarah” MATE 64bit
各種候補策
思いついた候補策を書き出す。試した結果なども書いてみる:
Chrome 版のLINEを、Chromium ベースのウェブブラウザーに入れる。
Chromium ベースのウェブブラウザーであるVivaldi に入れてみたところ、問題なく使えた。
ダウンロード方法は、LINEのウェブサイトから、”Chrome版”をダウンロードし、[アプリ] として追加する。
使うときは、Vivaldi のアドレスバーに以下を入力して、[LINE] をクリック。
vivaldi://apps
今のところ文字化けなどもなく、問題なく使えてる。
使ったバージョン
- ウェブブラウザー:Vivaldi 1.6.689.46 (Stable channel) (64 ビット)
- LINEアプリのバージョン: 1.4.9
wine 上にWindows 版のLINE をインストール
以前にLinux Mint + wine に入れてみたが、文字化けや入力が無視されるなど、色々な問題が生じた経験あり。それ以後は使ってない。
Pidgin にLINE 用プラグイン”purple-line” を入れる。
このページを参考にして入れてみた。
うまくインストールできた。
使ったバージョン
Pidgin 2.10.12
その他、参考にできそうなページ
初めて使うときは、モバイル端末での認証が必要。
Pidgin なので、タスクトレイに常駐できるのがグッド。
ただし、ログオン毎に以下のようなメッセージが表示されてしまった。
Windows の仮想マシンの中にWindows 版LINE をインストール
VirtualBox などを使う。
確実な方法かもしれないが、いちいち起動などに手間がかかる。
Linux 用のAndroid エミュレーターソフトを入れて、その中でLINE を動かす。
これも、いちいち起動などに手間がかかりそう。
今後の運用
Pidgin のプラグインかChrome 版LINE を使うのが良さげ。
ただし、Pidign はLINEとのバージョン関係がなんとなく不安なのと、Chrome 版はタスクトレイなどに常駐させることができない。
一長一短。
このため、普段はあくまでスマホでLINEの受信アラートに気づくことにして、必要に応じてPidign かChrome版を立ち上げようと思う。