Fire TV Stick でいつの間にかペアレンタルコントロールができるようになっていた

ソフトウェア
数年前に Fire TV Stick を買った時には、ペアレンタルコントロール機能がなかった。でも中のソフトウェアがアップデートされるうちに、いつの間にかペアレンタルコントロールができるようになっていた。

環境

  • デバイスの種類:Fire TV Stick (2nd Gen)
    • ソフトウェアのバージョン:Fire OS 5.2.9.4 (685791120)
    • Fire TV Home Version:6430207.1

できごと

数年前に Fire TV Stick を買った時には、そこにペアレンタルコントロール機能はなかった。
使用者ごとにユーザープロファイルを作ることはできたが、それは嗜好を個別化できるというだけであり、個別の制限機能はなかった。
かろうじて、Amazon直下コンテンツに対するざっくりとした年齢制限や、設定変更時やコンテンツを購入するときのパスコード設定などはできた。しかしそれは Fire TV Stick 全体に対する設定であり、ユーザー別に設定できるものではなかった。よって、ガチガチに制限し過ぎると、今度は大人にとって使いづらいものになってしまっていた。
時間制限もできなかった。仕方ないので、宅内Wi-Fiルーターの時間制限機能を使ったものだ。

しかし Fire TV Stick の中のソフトウェアが自動アップデートされてくうちに、いつの間にかペアレンタルコントロールができるようになっていたようだ。
これには、時間制限(ベッドタイム、利用可能時間)、年齢制限、アプリ制限などが含まれる。しかもユーザープロファイル別に設定できる。これにより、宅内Wi-Fiルーターの時間制限機能に頼る必要もなくなった。


大人のユーザープロファイルに切り替えるためのパスコードも設定することができる。
これらにより、適切にペアレンタルコントロールしつつも、大人にとっての使いづらさがほぼなくなった。
Fire TV Stick もついに、Google や Microsoft のようなペアレンタルコントロールができるようになっていたようだ。

気づいた注意点

Fire TV Stick でペアレンタルコントロールができるようになったと言っても、依然として以下の点には注意する必要がある。

  • アプリ内の制限設定は、個々のアプリに委ねられる

例えば Fire TV Stick でペアレンタルコントロールしたとしても、そこで動く Hulu や Disney+ アプリ内のコンテンツまでを制限してくれるわけではない。アプリの中ではそれぞれのアプリ独自の制限設定をこれまで通り行う必要がある。

  • ペアレンタルコントロール対象プロファイルは新規に作成するしかさそう

ペアレンタルコントロールが出る以前のバージョンのときに作成しておいたユーザープロファイルを子供用に変換することはできなかった。ペアレンタルコントロール配下にしたい子供用ユーザープロファイルを用意するには、新規に作成する必要がある。

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