ミューズのハンドソープ用自動ディスペンサーで1回につき3回も泡が出たり電源がOFFにならないという症状

ミューズのハンドソープ用自動ディスペンサーで、1回手をかざすごとに泡が3回も出てくるようになってしまった。また、電源スライドスイッチをOFFの位置にしても、実際にはOFFにならない。一度分解して掃除して組み直したところ、再び泡は1回だけ出るようになり、電源スイッチも正常に直った。

症状

ミューズのハンドソープ用自動ディスペンサーで、1回手をかざすごとに泡が3回も出てくるようになってしまった。
また、電源スライドスイッチをOFFの位置にしても実際にはOFFにならない、という症状もある。OFFにするには、電池を抜くしかない。

対象物

ミューズNFH-ap 自動ディスペンサー

やったこと

機械ボックスの分解

本体の底部の蓋を取り、さらに中にある機械ボックスの蓋をネジを緩めて開けてみた。

見たところ原因は、この機械ボックスの中にあるらしかった。
機械ボックスの中は、全体的に石鹸の泡で少し汚れていた。

考えられる原因

1回手をかざすごとに泡が3回も出てくるようになってしまった原因

おそらく、モーターによって回転する歯車が内部のボタンをうまく押すことができなくなってしまったのではないか。

電源スライドスイッチをOFFにしても実際にはOFFにならない原因

電源スライドスイッチに石鹸の泡と思われる水分が付着していた。このせいで、スライドスイッチ内で接触不良などが起きているかもしれない。

不調・故障の原因を解消

機械ボックス内部のギアやモーター等、取り外せるものはいったん取り外した。

機械ボックスの内部

その後、石鹸の泡と思われる油分や水分を、できるだけ掃除してみた。
掃除道具は、ティッシュと綿棒。

その後、機械ボックスと本体を元通りに組み直した。
ただし、その過程で更なるトラブルに見舞われたので対処した。(以下の項目)

最終的には、今回の2つの不調・故障はどちらも解消された。

更なるトラブルと対処

機械ボックスの内部を組み直したあと、機械ボックスの蓋を留めるネジのプラスチックの受け口の部分が、4本中3本も破損してしまった。どうやら、ネジの開け閉めに何度も対応できるような受け口ではなかったようだ。

破損・分離した受け口

これらネジが使えなくなってしまったので、仕方なく瞬間接着剤を使って機械ボックスの蓋を強制的に閉じた。

瞬間接着剤を使って機械ボックスの蓋を閉じた

この蓋の締め方が少しでも緩いと、中のモーターやギアの位置がずれてしまうようだ。そうなると、作動時にギア等から異音が出るとともに、きちんと泡がディスペンスされなくなってしまう。

この時に瞬間接着剤を使ってしまったので、機械ボックスの蓋を再び開けることは難しくなってしまった。このため、次回また同じような不調が起きても、そのとき再び修理するのは難しいだろう。まあその時は新しく買うしかないか。

所感

このハンドソープ用自動ディスペンサーはうちでは2台目だが、とても壊れやすいという印象を受ける。まあ安いから仕方ないのかな。
でももう少し高くてもよいから、5年くらいは故障せず、故障したとしてももっと簡単にメンテナンスできるような構造になってほしい。

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