困ったこと
Thunderbird がバージョンアップされ、UIが新しくSupernovaになった。それとほぼ同時くらいに、アドオン “Quick Folder Move” もバージョンアップされた。それに伴い、このアドオンを操作するためのショートカットキーも変更された。しかしこれら新しいショートカットキー(Ctrl+Shift+M, Ctrl+Shift+Y, Ctrl+Shift+G)を押しても反応がない。
原因は不明。複数のWindows環境で発生している。
環境
- ThunderbirdのVer.: 115.3.1 (32 ビット)
- アドオン “Quick Folder Move” のVer.: 2.0.1
問題回避策
以下の通り、以前のショートカットキーに戻す設定をオンにしたところ、以前のショートカットキーにて正常に動かすことができている。
設定
Thunderbird のメニューバー –> [ツール]–>[アドオンとテーマ]–>[Quick Folder Move]の設定ボタンをクリック。
[オプション]タブ配下にある “Force use of legacy shortcuts” にチェックを入れる。
結果
操作対象のメールを選択している状態で以前のショートカットキーである Ctrl + G を押したところ、メニューが表示されるようになった。
[Move][Copy][Goto]のいずれも問題なく機能している。
ただし、ここでのIME漢字変換完了時に押すEnter入力が、そのフォームに入力完了したときに押すことになるEnter入力と同一視されてしまう模様。このため、漢字変換完了と同時に移動等が実行されてしまう。このため、一度の入力において1回の漢字変換セッション?で入力を済ませる必要がありそうだ。
ちなみに、以前のバージョンではこのメニューはコンテキストメニュー内に表示されるようになっていた。しかし新しいバージョンでは、Thunderbird ウィンドウの右上 “Quick Move” ボタン配下に出てくるようになっている。
色々と大幅に変わったようだ。