概要
Linux Mint 18.3を19にアップグレードしてみた。
記事「How to upgrade to Linux Mint 19」を見ながら。
一応うまくいったみたい。
詳細
動機/経緯
Linux Mint 19が出た。
今までのバージョンのままでも全く問題ないが、新バージョンが出るとなぜかむしょうにアップグレードしたくなってしまう。なので、アップグレードしてみた。
環境
- PC: lenovo ThinkPad X220
- アップグレード前のOS: Linux Mint 18.3 ‘Sylvia’ “MATE 64-bit”
- アップグレード後のOS: Linux Mint 19 ‘Tara’ MATE 64-bit
やったこと
Linx Mint Communityの記事「How to upgrade to Linux Mint 19」を見ながら、その通りにやってみた。(以下)
なおこの時点では気づかなかったのだが、その記事の状態がまだ”Awaiting official review” であった・・・。ま、一応うまくアップグレードできたからいっか・・。
事前バックアップなど
アップグレードする必要があるか?と自分の胸に聞いてみた。
–> 必要ない。でもむしょーにアップグレードしたい。よって、予定通りアップグレードしてみることにした。
実際にアップグレードする前に、アップグレードするPCにてLinux Mint 19のLive DVDでLiveブートしてみて、問題ないかを確認してみた。
–> 特に問題なし
大事なファイルのバックアップを取る。
–> とりあえず、自分のホームディレクトリ配下を全て外付けHDDにコピーした。
アップグレードのための要件を満たしているかの確認
–> 現在のOSはLinux Mint 18.3 MATEなのでOK。
あと、人間(私)の要件として、コマンドが打ててAPTが出力することの意味が分かる、って書かれてるけど、これはかなり微妙・・・(;・∀・)
スナップショットソフトのTimeshiftをインストール
–> コマンドラインで以下を実行
apt install timeshift
Timeshiftでスナップショットを取る。
–> 外付けHDDにスナップショットを取ることに成功
下準備
以下のコマンドにて、どのdisplay managerを使っているかを調べる。
cat /etc/X11/default-display-manager
–> “/usr/sbin/mdm”だった。
上記がmdmだったので、display managerというものをlightdmに切り替える必要がある。
–> 以下を打って、LightDMを選択した。
apt install lightdm lightdm-settings slick-greeter
さらに以下を実行
—> OS再起動かかる
apt remove –purge mdm mint-mdm-themes*
sudo dpkg-reconfigure lightdm
sudo reboot
アップグレード本番
[アップグレードマネージャ]で、全てのアップデートを済ませておく。
[端末]を開いて、メニューバー — [編集] — [プロファイルの設定] — [スクロール] にて、「無制限にする」にチェック
引き続き[端末]のコマンドラインで、以下を実行し、アップグレードツールをインストール。
apt install mintupgrade
以下を打って、アップグレードをシミュレート。
–> 特に問題なさそうだった。
mintupgrade check
3rd party リポジトリやPPAが消えてしまうとのことなので、[ソフトウェアソース]を起動して、メモっておいた。
必要なものをダウンロード
mintupgrade download
アップグレードを実行
(注)後戻りできないので注意!ちゃんと事前にスナップショットを取っておくこと!とのこと
mintupgrade upgrade
OS再起動
sudo reboot
結果
アップグレードできた模様。
起動してログイン、ネットサーフィンなどを早速やってる。