概要
Trados で、訳文(日本語)のQAチェック対象から、分節の最初の文字に対する大文字小文字チェックを除外した。
理由は、QAチェックをかけるたびに、いちいち警告「頭文字の大文字化の問題が検出されました。」が出てしまうから。日本語には大文字小文字の違いなどないのに、この警告が出てくるのはおかしい。
仕方ないので、この警告が出ないように該当のチェック動作をOFFにした。
詳細
困ったこと
Trados で、訳文(日本語)をQAチェックする度に、警告「頭文字の大文字化の問題が検出されました。」がいちいち出てくる。
日本語には大文字小文字の違いなどないのに、この警告が出てくるのはおかしい。
都度、[無視] してるけど、それもそろそろ面倒になってきた。
以下のような警告。
メッセージ:
頭文字の大文字化の問題が検出されました。問題の説明:
訳文分節の最初の文字 (“○”) と原文分節の最初の文字で、大文字小文字の区別が異なっています。訳文を原文に対応させることを検討してください。
環境
TRADOS: SDL Trados Studio 2019 SR2 – 15.2.7.2849
やったこと
[オプション]や[プロジェクト設定] の中の、対象の翻訳方向([English (United States)->Japanese (Japan)] とか)の中の[QA Checker 3.0] の[句読点] 項目にて、「大文字で始まる訳文をチェックする」のチェックを外した。
結果
QAチェックをかけても、問題の警告が出なくなった。
注意点
上記のチェック動作を除外したので、今後訳文の中にアルファベットから始まる分節があったとしても、それもチェックされなくなる。まあめったにないと思うが、一応注意が必要。