USMT のloadstate /q 〜 を実行するとエラーになる

概要

Windows ユーザー状態移行ツール (USMT)のloadstate を実行したい。
このとき、loadstate を実行しているユーザーだけの状態/データを手っ取り早く移行したかったので、オプション /q を指定した。しかし、エラーで実行できなかった。
どうやらオプション /q は、USMT 4.0 から廃止されていたみたい・・・。
仕方ないので、管理者として実行し、その際にオプション /ue やオプション /ui を組み合わせることにした。これにより、移行したいユーザーを指定することができる。

詳細

環境

  • 移行先OS:Windows 10 2015 LTSB Evaluation 64bit
  • Windows ユーザー状態移行ツール (USMT)のVer.:10

経緯

移行元のWindows 10 でscanstate を実行した後、移行先のWindows 10 でloadstate を実行した。
このとき、loadstate を実行しているユーザーの状態/データだけを移行したかった。なので、それが可能だと思われた/q オプションを指定したら、以下のエラーが出た。

Failed.
Administrator privilages are required to run this tool.
LoadState return code: 34

原因

USMT 4.0 以降、/q オプションは廃止されたみたい(;・∀・)
このため、移行対象ユーザーは誰であれ、scanstate やloadstate は管理者として実行する必要があるようだ。
【参考URL】https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd560752(v=ws.10).aspx

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