概要
プレステ2のコントローラーで左側のアナログスティックを使っていると、コントローラー内部に向かって徐々に陥没してしまう。原因は、コントローラー内部のネジを支えるプラスチックの部分が破損しており、そのせいでアナログスティックを支えるプリント基板が不安定になっていたこと。このプラスチック部分の破片を接着剤で再び元通りにしたところ、元に戻った。
詳細
症状
プレイステーション2のコントローラーでアナログスティックを使っていると、スティックがコントローラーの内部に徐々に陥没してしまう。それを上に引き上げると一時的に元の位置に戻るが、使っているうちに再び陥没してしまう。アナログスティックの反応自体には問題はない。しかしこのままだと、非常に操作しにくい。
環境
問題の製品:プレステ2のアナログコントローラー SCPH-1200
原因
コントローラーを分解してみたところ、コントローラー内部の左手側の下部にある、コントローラーの外装を固定するネジを支えるプラスチックの一部が破損していた。また、アナログスティックを支えるプリント基板は、コントローラーの外装プラスチックの内側の突起部分により、位置が固定されている。しかし前述の破損により、この突起部分もしっかりと固定されなくなってしまい、その結果、そのプリント基盤の固定具合も不安定になっていた。
赤い丸で示したものが破片
やったこと/結果
上記のプラスチック部分の破片を接着剤で再び元通りにした。そして、コントローラーを再び元通りに組み立てた。
すると、アナログスティックを支えるプリント基板がちゃんと固定されるようになったようで、アナログスティック自体も陥没しなくなった。
分解中のコントローラー