自宅の無線LANが最近やたらと遅かったり、つながりにくかったりする。
- WiMAX/ルーター/DHCPサーバー/無線LAN親機/有線LANへの分岐: Aterm WM3800R + クレイドル
- 各端末: ノートPC(DELL INSPIRON 1501)、デスクトップPC、Android スマホ
Android スマフォでアプリWiFi Analyzer を使って、室内の無線LAN電波状況を調べてみた。
そうしたら、2.4GHz 帯に、自宅外から来ている複数の無線LANの電波が見つかった。この中の一つは、自宅の無線LAN親機から発せられているものよりも強力であり、なおかつチャンネルがうちのものとだいぶかぶり気味だった。この電波は近隣から発せられているものと思われる。他に空きチャンネルもほぼ無い。
この干渉によって、うちの無線LAN親機からの電波をキャッチしにくくなっていると考えられる。
最近の無線LAN親機は強い電波を発するものが多いようで、小型のAterm では距離が近くても負けてしまうことがあるようだ・・・。
—>>> 追記:もしかしたら、Aterm の[送信出力]の設定を100% とかに変えたら一発で解決してたかも・・・。過去に50%あたりにした記憶はあったけど、100% にはしなかったかな・・・。なのでこのページに書いたことはかなり遠回りの方法であった可能性あり!!
参考ページ
5GHz 帯には一つも電波が飛んでいなかった。なので、本当なら5GHz 帯に切り替えてみるのが得策かもれない。
しかしうちの古いノートPC(DELL INSPIRON 1501)の内蔵無線LAN子機は、g/b つまり2.4Ghz 帯にしか対応していない。このため、2.4Ghz 帯を使ってなんとか受信したい。
そこで、昔使っていたバッファローの無線LANルーター(AirStation)を引っ張り出してきて設置し、これを親機にすることにした。
これは「ハイパワー」型の機器なので、きっと外からの電波を凌駕してくれるだろう!
ルーター/DHCPサーバー機能はAterm に任せるとして、AirStation の方には無線LANアクセスポイントと有線ハブの役割だけをさせることにした。
1. AirStation の位置決め/設置
このとき、ROUTERスイッチはOFFにしておく。本体とカーテンレールは両面テープで接着!
2. もともと使っていたAterm +クレイドルから有線LANケーブルを引っ張り、AirStation のINTERNETポートにつなぐ。
ついでにここからデスクトップPCに有線LANをつなぐ。
3. Aterm のウェブ管理ページ(ウチの場合は192.168.0.1)に入る。
ここで、Aterm の無線LAN親機機能を切っておく。この機能はAirStation にやらせるので。
余計な電波はオフにしよう。
4. Aterm の管理ページで、最近DHCPで割り当てたIPアドレスを確認。
5. 上記のIPアドレスをてきとーにウェブブラウザーで順にアクセスしていき、たまたまアクセスできたらAirStation の管理ページ。
ウチではこれとAterm 以外にウェブページ出してる機器がないので。ちなみにAirStation のIPアドレスは192.168.0.3 になっていた。
6. AirStation のウェブ管理ページで、無線LAN親機としての各種設定を行った。
7. 各端末で、AOSSとかWPSを使ってAirStation に接続。
・WiMAX/ルーター/DHCPサーバー: Aterm WM3800R + クレイドル
↑有線で接続↓
・無線LAN親機/有線LANハブ: バッファロー AirStation WHR-HP-GN
↑有線または無線で接続↓
・各端末(ノートPC、デスクトップPC、Android スマフォ)
宅内において、うちの無線LAN親機からの電波が圧倒的に強くなった。
端末からのつながりも良好!
最近の無線LAN親機は、ブースト機能だとかハイパワーだとかで、けっこう強力な電波を比較的遠くまで飛ばせたり、40Mhz の帯域を使って複数のチャンネルを使ったりと、けっこう暴れまくっている模様。
これだと、近隣と電波合戦になってしまうんではないかな。マンションとかの密集地だと特に。
もちろん、ほとんどの人は意識せずにそうしていたり、単により快適に使いたいからとかで、悪気はないんだろうけど。
できれば、部屋が1つなら5Ghz 帯を使ってみたり、ブースト機能は不要ならOFFにしておくなど、なるべくお互い気配りが必要かもね。
とはいえ、やはり接続がとぎれたりして困るんなら、ブーストやハイパワー対応機で宅内無線LANをつながりやすくするしかないね。
もともとうちに設置していた無線LANルーターが、外から来る無線LAN電波の勢いに負けていて、チャンネルもなんかかぶるし、つながりにくくなっていた。
これに勝つために、ハイパワーの無線LAN親機をアクセスポイントとして置いた。
そうしたら、うまくつながるようになった。