過去のPCに思いを馳せる (1)

これまでに所有したことのある過去のPCたちをふと思い出す機会があったので、思い出してみた。
いつか思い出せなくならないうちに、今憶えていることをここに記す。
まずは1台。

初代

TOSHIBA Dynabook J-3100SX

ハードウェア

CPUはIntel 80386SX。20MBのハードディスクが内蔵されていた。2HDフロッピーディスクドライブもあり。メモリーはもともと2MBなんだけど、うちは8MBのカードタイプのメモリーが増設されていた。
白青液晶。ビープ音。
今のデスクトップPCと同じようなタイプ(押しの深さなど)のキーを内包するキーボードだった。
シリアルポートとパラレルポートがついていた。
別売りであろうマウスもあった。これはシリアルポート接続タイプ。

OS

もともとついていたOS MS-DOS 3.x(忘れた) をHDDにインストールして起動させていた。

叔父からお古としてもらったもの。
32bit CPU 搭載ですごい、みたいな時代だった感じ。
“TYPING TUTOR IV+” というタッチタイピング練習ソフトをインストールして、毎日練習しまくっていた。このためにこのダイナブックを使っていたと言っても過言ではない。私はこれでタッチタイピング(ブラインドタッチ)を体得した。特に、インベーダーゲームモードみたいなのが一番楽しかったな。インベーダーゲームのように単語が上から降ってくるので、それを打つことで倒していくやつ。徐々にスピードが上がっていくやつ。
あと、”Oh! Dyna” という雑誌が数十冊うちにあった。これも叔父がくれたもの。これにはFDDの付録がついていた。中には体験版だとかフリーウェアが色々入ってた。
特に覚えているのは、Windows 3.0A 体験版。モノクロ画面だったけど、始めてGUIを体験したのがこの時だった。ほぼソリティアしかやんなかったけど、なんかそれだけで感動してたっけなぁ。あと[クリップボード]って何だよ?!みたいな。
CONFIG.SYS とかAUTOEXEC.BAT というファイルにも何か色々書き込んで無駄に喜んでた記憶があるぞ。あとWIN.INI とかさ。今で言うレジストリ的な存在と言えたかも。
今で言うプラグアンドプレイの機能なんて無かったから、マウスですらCONFIG.SYS あたりに設定を書かないと使えなかったんだった。

なんか苦労してやった気がするなあ。
「アシストワード」と「アシストカルク」と「アシストカード」っていうソフトもあった。
アシストワードの方を使って、日記を書いていたのを思い出す。まあ、単にドラマ「天才少年ドギー・ハウザー」の真似をしたかっただけだったんだけど・・・(^_^;)

あれって毎回ドギーがパソコンに日記を打って話が終わるんだよね。
そのスタイル、Xファイルのスカリーとかも同様w ※初期の話限定
「アシストカード」の方は、たしかカード型データベースソフトで、私は読み終わった本の感想とかを1枚1枚書いていたような・・・。いやに真面目な少年だったんだね(・・;

あとショックだったのは、そのOh! Dyna の付録にスター・ウォーズのゲームの体験版が入ってたんだけど、そのFDをフォーマットしてしまったこと・・・。

よく分かんなくて、なぜか書き込み可能状態でformat a: みたいに打っちゃったんだよねたしか。なんでだろ(笑)
覚えたDOSのコマンドは、cd,dir,copy,del,format,cls に加えて | more を打つくらい。
後から、FILMTN(フィルメンテ)ってゆう今で言うエクスプローラー的なソフトを入れたら、めちゃくちゃ快適になったのを憶えてる。
この頃はまだフリーズとかとは無縁だった。メモリー容量が、当時としては最強レベルの10MBくらい搭載していたからってのもあるかも。
ただしHDDの扱いには相当気を使ったよ。ちょっとした振動とかですぐクラッシュするって言われてたから。
あと、本体の説明書に登場するダイナちゃんって子と、その冒頭に載っていたアラン・ケイの話がなぜか印象的だった。
蛇足だが、アラン・ケイの言っていたダイナブックって、最近の薄くて軽いノートPCとかタッチパッドとかが、そうだよね?!夢かなったりという感じなのかな。

この頃の私の年齢

小6から中1くらいの歳

思い出すのに使ったウェブページ

Dynabook J-3100SX
Typing Tutor IV+
アシストシリーズ
iPad みたいなものがアラン・ケイの言っていたDynabook に近いのかな。てか実現?

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