「ICカードリーダー by マネーフォワード」で、パスモの利用明細をマネーフォワードに取り込む。

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「ICカードリーダー by マネーフォワード」で、パスモの利用明細を取り込んでみた。
気をつけることは、パスモは基本的に「直近のご利用分20件」までしか保存されていないようなので、私の場合、取りこぼさないようにするためには毎週取り込む必要があるということ。
なお、「オートチャージ」を使っているので、これを計算対象外としたい。
そのためには、取り込んだ後のマネーフォワード上で、オートチャージで入金されたときの振替元と振替先の行の両方を「振替」に設定する必要がある。
  • デバイス: NFC機能があるスマホ
  • OS: Android 5.0
  • 「ICカードリーダー by マネーフォワード」アプリのVer.: 1.2.9
  • 「マネーフォワード」アプリのVer.: 8.0.1
  • 読み取りたいICカード: PASMO ※オートチャージの設定をしてあるもの

動機

以前から、Android やPCのウェブブラウザーで「マネーフォワード」を使っている。色々な銀行口座やポイント口座を登録できるので便利。これにより、自分の家計簿を振り返ることができる。

で、できるだけ細かい品目まで振り返りたいので、手持ちのPASMOの利用明細もマネーフォワードに取り込みたかった。しかし、PASMOはオンラインでの明細照会機能が昔廃止されてしまった。よって、PASMO明細をマネーフォワードにオンラインで直接の登録/取り込みができないでいた。
そんなとき、「ICカードリーダー by マネーフォワード」なるアプリの存在を知った。これがあれば、スマホのNFC機能によりPASMOカードの中に残されている利用明細を読み取ることができ、なおかつマネーフォワード本体の方にその利用明細を取り込むことができるとのこと。
早速、使ってみた。

結果/運用策定

「ICカードリーダー by マネーフォワード」アプリをインストールして、早速試してみた。

アプリを起動し、スマホのNFC読み取り部分を自分のPASMOに近づけたところ、問題なく利用明細を取り込むことができた。

読み取ったデータは、PC上のウェブブラウザーでマネーフォワードにログインしたときにも同様に見ることができた。
しかしながら、PASMOから読み取ることができるのは基本「直近のご利用分20件」だけっぽい。私の場合、過去の約1週間分しか取り込むことができなかった。
そこで私は、やや面倒ではあるが、週に1回はこのアプリを使ってPASMOの利用明細を読み取るということを習慣づけることにした。

「オートチャージ」が働いたときの利用明細行をどのように扱うか

さらに、一つ問題点が浮かび上がった。
私はPASMOで「オートチャージ」機能を使ってる。なので、PASMOの残金が少なくなると、登録済みのクレジットカードから自動的に一定の金額(3,000円)がPASMOに入金されるようになっている。
これは、自分の口座(クレジットカード)から自分の口座(PASMO)に資金を移動するという、振替的な動きである。これは、マネーフォワードの中で計算対象外としたい。
その理由は、計算のずれを無くすためだったり、計算がずれなかったとしても家計簿診断のときにこういった振替時の「入金」とか「出金」などの余計な要素をいちいちカウントされたくないので。
そのためには、取り込んだ後のマネーフォワード上で、オートチャージによる出金と入金の両方の取引行を「振替」として設定する必要がある。
このとき便利なことに、振替先であるPASMO側の画面で該当の行を「振替」に設定したあと、同じ行の振替元欄をクリックした後に表示されるダイアログにて振替元の「金融機関」と「口座」までを手動で指定すると、あとは該当しそうなレコード(取引行)の候補をドロップダウンリスト「入出金記録」の中まで自動的に引っ張りだしてきてくれた!
もしかして、これがマネーフォワードのAIってやつなのか?!すごい便利!いちいち探さなくてもよいので。

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