Linux Mint でkernel をアップデートしたら起動しなくなった

概要

Linux Mint でkernel をアップデートした直後にOSを強制シャットダウンしたら、起動しなくなった。
ひとまず、起動時のAdvanced Option で1個前のカーネルで起動して、問題のカーネルと同時にアップデート候補として出てきたlibc-dev とheaders-generic をそれぞれアップデート&OS再起動して、その後に問題が起きた最新カーネルをいったん消して、また入れなおしたら、正常に起動するようになった。

詳細

環境

  • OS: Linux Mint 18.3 ‘Sylvia’ “MATE 64-bit”
  • PC機種: lenovo ThinkPad X220

経緯/症状

カーネル Ver. 4.13.0-38 をインストしてPCを再起動ようとしたら、シャットダウンがなかなか完了しなかったので、強制シャットダウンした。したら次から、Mint が起動しなくなった。ブートメニューのあとに普通に起動しようとすると、画面の左上にカーソルが点滅しているだけの真っ黒な画面になったりで、全然起動できない。

各種試行結果

仕方ないので、いったんAdvanced Option にてカーネル 4.13.0-36 で起動した。
本来ならここで問題があったVer. のカーネルから前回のVer. にロールバックすべきだと思うんだが、なんか勢いで、同時にアップデート画面に出現したlinux-libc-dev 4.4.0-119.143 を入れてからOS再起動して、立て続けにlinux-headers-generic 4.4.0-119.125 も入れてからOS再起動をしてみた。
それでも現象は改善されず。
仕方なく、再びAdvanced Option にて4.13.0-36 のカーネルで起動して、問題が起きた4.13.0-38 をアップデートマネージャで[削除]してみた。で、PC再起動。
通常起動にて4.13-0.36 のカーネルで起動された。で、ここで懲りずに4.13.0-38 カーネルを再びインストールしてみた。
すると、次のPC再起動からは、問題なく起動された。

所感

明確な原因は不明だったが、とにかく起動できるようになってよかった。
強制シャットダウンする前に、もうちょっと気長に待つべきだったのかも・・・
あと本来なら、カネール関係のレベル4のアップデートは、慎重を期して個別にアップデートし、問題があればすぐにそれをロールバックすべきだと思う。でもなんか面倒だったので、そうせずに色々勢いで他のも同時にアップデートしてしまった。
まあ自分自身の個人PCなので結果オーライ。

後日談….再び起動しなくなった

PCの電源を入れたら、再び起動しなくなった
なので、またAdvanced Option 4.13.0-36 で起動した上で、「アップデートマネージャ」でカーネル 4.13.0-38 を[削除]した。やっぱこの環境ではだめだったっぽい。

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