もともと不調な外付けHDDがある。これををBitLockerで暗号化しようとしたが、暗号化の進行が途中で止まったまま、先に進まない。やむを得ず、そのままBitLockerの進行を [一時停止] した。
しかしその後、読み書きは普通にできている。また、このドライブを改めて読み込もうとするとBitLockerのパスワードを求められたため、一応は保護されているようだ。
ただし、このドライブを接続している限り、「BitLocker ドライブの暗号化」ダイアログがずっと表示されてしまう。
最大の懸念点は、このHDDがとうとう物理的に壊れてアクセスできなくなった場合には、暗号化されているために絶対にデータを復元できなさそう、ということ。
もともと不調な外付けHDDがある。これををBitLockerで暗号化しようとした。
BitLocker化の設定としては、「ドライブ全体を暗号化」するを選んだ。
そしてBitLocer 化を開始したが、暗号化の進行が 89.3% で止まったまま、先に進まない。
なお、manage-bde -status で見たこのドライブの「暗号化の方法」項目は、”XTS-AES 128″ となっている。
- OS: Windows 10 Pro 1909
- 外付けHDD: Seagate Barracude 7200.12 1TB (SATA)
- SATA-USB変換アダプター: FIDECO USB3.0 SATA/IDE ドライブ変換アダプタ S3G-pl03
この状態でBitLocker を一時停止して再開しなおしても状況は変わらず。PCを再起動、そのHDDを再起動しても、状況は変わらず。
スキャンディスクをしてみたが、異常なし。
やむを得ず、そのままBitLockerの進行を [一時停止] した。
しかしその後、データの読み書きは普通にできている。
また、このドライブを改めて読み込もうとするとBitLockerのパスワードを求められたため、一応は守られているようだ。
また、Linux 環境からみると、このHDDは BitLocker のパーティションとして認識されている。
ただし、このドライブを接続している限り、「BitLocker ドライブの暗号化」ダイアログがずっと表示されてしまう。そしてこの間は [USB 大容量記憶装置の取り外し] もできない。
今回問題のHDDは、昔からカチャカチャと異音を発するという、もはや不調なHDDなので、今回全部暗号化できなかったのはやむを得ないんだろう。
いちおう昔のバックアップデータが入っているので、なんとなく暗号化してみたくなったというだけなので自分としては問題なし。普段は使わないので。
それにしても BitLocker のいいところは、今回のように暗号化が頓挫しても、[一時停止] にしておけば、一応はそのドライブを使い続けられるということかな。
とはいえ、もし本当にアクセスできなくなったら、その時こそはこれらデータは復元できなさそう。暗号化しているので。まあ、旧旧バックアップのデータだからそうなったら仕方ないかという考え。