Timeshift がいつの間にかスナップショット先パーティションを/run/timeshiftというパスにてマウントするようになっていた

トラブル対応
概要

Linux 環境で使っているシステム復元ユーティリティ “Timeshift” が、いつの間にかスナップショット先(バックアップ先)データを保存する先のパーティションを、これまでとは異なる /run/timeshift/~ というマウントポイントに勝手に(?)マウントするようになっていた。
以前は、Timeshift を使っていてても、スナップショット先は普通に /media/パーティション名 というマウントポイントのままで動作していたのに。
なんかすごく強権発動という感じ。
(追記)しかし!それからしばらく経ってから同HDDのマウント先を確認したところ、マウントポイント /media/パーティション名 に再びアクセス可能になっていた・・・。しかも依然として、/run/timeshift/~ でも同じところにアクセス可能。

詳細

困ったこと

いつの間にか、バックアップ用外付けHDDのパーティションの1つが、ファイラー(Caja)からアクセスできなくなっていた。
そのパーティションは、Timeshift のスナップショット保存先(バックアップ保存先)として指定しているところだ。

環境

  • OS: Linux Mint 20 MATE 64-bit
  • Timeshift のVer.: 20.0.3
  • スナップショット保存先のHDD: USB経由の外付けSATA HDD で、ファイルシステムはExt4 でLUKSの状態。

調べた結果分かった状況

[ディスク] を開いてみたところ、そのパーティションは/run/timeshift/backup とかいうパスでマウントされていた。
だからCaja の[デバイス]配下からアクセスできなくなっていたのだ。
以前は普通に、/media/パーティション名 にマウントされていたのに・・・。

Screenshot at 2020-11-07 21-50-28.png

対策

仕方ないので、Caja のブックマーク機能にて/run/timeshift をブックマークすることで、必要なときにすぐにアクセスできるようにした。
ちなみに、同環境で動作しており同じパーティションをデータの保存先としている別のバックアップソフトでも、今回のことが原因で保存先パスが見つからないというエラーが出ていため、その保存先パスの設定を /run/timeshift 配下のものに修正というか変更した。

参考情報

Linux Mint – Community
Releases · teejee2008/timeshift · GitHub

しかし!それからしばらく経ってから同HDDのマウント先を確認したところ、マウントポイント /media/パーティション名 に再びアクセス可能になっていた・・・。しかも依然として、/run/timeshift/~ でも同じところにアクセス可能。
よくわかんない・・・。ま、使えるからいっか。

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